2016 Activities
文化祭のように気軽に参加して、様々な方が楽しみながら「陸前高田」の魅力を再発見・新発見していただきたいという想いが込められています。
「きゃーせ!」は、「みんな来てね!」という気仙地方の方言です。
「きゃーっせ!タカタフェスティバル
〜『陸前高田』の魅力を再発見!新発見!~」
市民との交流を深め、市民のアート活動の発表の場となり生きがいがうまれたり、市民自身が復興に貢献しているという自信を持つことに繋がるのではないかと考え、市民を巻き込んだ「協働企画」のアートイベントを実施することにしました。 アートイベントのコンセプトは「陸前高田の魅力の再発見・新発見」としました。これには、「陸前高田」の昔ながらの魅力を再発見していただきたい、また、東日本大震災から6年、新しく変わりつつある「陸前高田」の魅力を新発見していただきたい、という想いが込められています。 陸前高田の魅力は陸前高田の人に!ということと、様々な年代の方に楽しんでいただけるアートイベントにしたいということで、対象者は「地元のご年配の方からお子様まで」としました。 コンセプトと対象者が決まってから出展ブースが決定してからは、東京で展示方法や各ブースのテーマを決めて、10月に再び陸前高田へ行き、メールや電話だけではできない出展ブース内容の具体的なすり合わせを行いました。
市民との協働企画 流れ
5月~7月
コンセプト決定
対象者決定
出展候補者検討
8月~9月
出展者決定
ブーステーマ検討
ブース内容検討
10月~11月
ブーステーマ決定
ブース内容決定
12月
アートイベント
当日!!!
ブース紹介
市民との協働企画をするにあたっては、出展協力依頼から始めました。東京での会議を通して決めたコンセプト、対象者、出展ブース候補などをまとめた企画書を作成し、8月に陸前高田へ行き、協働企画したい市民の方々へ依頼をしました。出展ブース候補は、陸前高田の”アート”に関わる団体さんや個人をリストアップし、アートイベントのコンセプトに合うものは何か、自分は何に興味があり、どのようなブースにしたいか、メンバー内でプレゼンテーションをし、投票で決めました。
気仙大工左官伝承館にある「希望の灯り」と阪神淡路大震災の繋がりをテーマにした、武藏さんによる対話型トークショー
誰でも簡単につくれる写真立てキットを組立て、会場で撮った写真と手描きイラストを入れる工作ワークショップ
地域の将来を話合う「市民会議」、高台の公園に彩りを添えた「花っこ植えっぺ」についての展示
書道ガールズ甲子園にも出場経験のある高田高校書道部によるクリスマスパフォーマンス
陸前高田のゆるキャラクター「たかたのゆめちゃん」との撮影会
震災前の町を縮尺1/500で復元した市街地模型を見ながら、昔を懐かしむことができる展示
陸前高田のソウルダンスである「高田音頭」と「チャオチャオ」を来場者とダンス
健康のために簡単にすぐできる「100歳体操」や、食べ物の食べ方、薬の飲み方についての健康講座
七夕祭りの飾りをモチーフとし、東北の家の広い窓に映えるモビールをつくるワークショップ